この度、モデルハウスをつくるにあたって考えたことかんじたことを小冊子にまとめました。
モデルハウス見学のガイドブックとして、あなた自身の家づくりの参考として活用いただけます。
資料請求は随時承っています。(お問合せから)
月に1回の常駐日以外は、大変お手数をお掛けしますが予約をお願いします。
またはお間合せにご希望日時をご記入ください。
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諸塚村産直材は葉枯し自然乾燥材です。
管理された山林であるFSC森林認証の森で育てられ、枝葉付きで2〜4ケ月葉枯し乾燥され適正期間桟積で丁寧に管理された自然乾燥材です。
その木材を45.6㎥使用したモデルハウスです。
太陽熱や夜間の放射冷却を利用して屋外の新鮮な空気を暖めたり、冷やしたりして室内に導入する「そよ風」は環境に負荷を与えず、人にやさしい温熱環境を生み出す装置です。
朝タの温度差を少なくし、冬は暖かく、夏は涼しくします。一日の温度差を少なくするだけではなく、年間を通じて穏やかな温熱環境をつくるシステムです。
いいものをつくって、きちんと手入れして長く大切に使う。
この建物は「耐震等級2」「劣化等級3」「維持管理対策等級2」「省エネルギー対策4」「ホルムアルデヒド対策等級3」「高齢者等配慮対策等級3」の性能評価を取得しています。
スケルトン、インフィルの考え方で構造計算してあり、耐震壁以外は間仕切りの変更ができるように設計されています。
木や漆喰などの自然素材でつくられた家で、つつましく暮らしてみる。
ある意味とてもぜいたくな望みなのかもしれません。
ちょっとしたおしゃれをさりげなく主張する家に合わせて、シンプルな生活を考えてみましょう。
気持ちよく目が覚めた朝。ロフトから階下に目をやると、障子越しに柔らかな朝日が差し込んでいます。肌寒いときは、リビングに降りて薪ストーブに火を入れましょう。パッシブソーラー「そよ風」の静かな効果もあって、ほんわかした暖かさがリビングを包みます。今日は休日。たまには一日家で過ごしてみましょう。
フランスから空を越えてやって来た、ロジェール社製のガスレンジで沸かしたお湯で滝れた食後のコーヒーをカップになみなみと注いだら、読みかけの本を持ってリビングを通り抜け、庭に面したウッドデッキへと向かいます。スギ材を使った床板の足触りを素足で感じながら、ベンチに腰掛けてしばしの読書タイム。風のやさしい季節なら、庭を渡ってくるそよ風を感じながら、ゆったり過ごしたいものです。庭の雑木がつくる木かげが、静かなひとときを演出します。雨の日には窓を開け、リビングに置いた椅子で雨だれを眺めたりもいいかも。軒が深くとってあるので、少々の雨は降り込む心配がありません。
さて、午前中は部屋の飾り付けに勤しみましょう。一輪ざしを玄関の下駄箱のうえに。下駄箱同様、さりげなく咲いた可憐な花。小さいながらも玄関先がぱっと明るくなった気がします。壁をくりぬいて設えられた「ニッチ」に置きたいのは、アンティークのかわいらしい小物や、色とりどりのミニボトル。白い漆喰の壁にカラーアクセントができました。部屋をあちこち見て回りながら、家具の配置を考えましょう。木と漆喰の自然素材で、素っ気ないほどシンプルな内装だから、北欧風の木製家具を置いてもいいし、小振りな和骨董もお似合いです。
ひとりの時間を大切にしたいときには、和室でゆったり過ごしたい。床の間と障子、職人が手縫いした畳の織りなす直線でスッキリとまとめられた空間に、お気に入りの茶器を持ち込んだり、ガーデニングやお料理の雑誌を持ち込んで読みふけったり。ガイドブックを見ながら、旅の計画を立てたり。ふだんは、お客さまがいらしたときに使う部屋だけど、こっそりお昼寝してもいいかな?
やがて夜がやって来ました。一日の終わりを祝してワインで乾杯し、自慢の料理を堪能したあとは、床につくまでの時間もぜいたくに使いたい。そんな夜はテレビを消して、部屋の明かりも消して、キャンドルを使ってみましょう。静かに揺れるちいさな炎のむこうに、いつもとは違った部屋の姿が見えてきます。
谷口工務店のモデルハウスと考える、のんびりした一日の過ごし方をご紹介しました。でも、ここに上げたのはごく一部です。生活スタイルや趣味、家族構成などなどに合わせて、暮らしかたは住まい手次第。今度はあなたなりの暮らしかた、一度考えてみてはいかがでしょうか。