2020/03/11
モデルハウスの木々たちが春を迎えたようです。
落葉していたコナラやヒメシャラは新芽をつけ、イワツツジは花をつけ
常緑のアセビやヤブツバキ、ワビスケなどのツバキ類は花をつけています。
在来種の樹木や花が多い雑木の庭なのですが、
私が植えたトキワアジサイが大きくなってきています。
外来種は大きくなるのが早いように思います。
庭に木を植えると手入れが大変そうに思いますが
ここの庭は1年に1回剪定をお願いし、
ときどき草取りをしているだけで思ったほど大変ではありません。
樹木を1本でも植えると、季節を感じることができていいように思います。
庭の花を挿すと自然な感じがして好きです。
イワツツジとハクサンボク
2020/03/09
木材の乾燥は大事である、木材が傷んで腐るといけないからというのが大きな理由でしょう。
それだけだったら人工乾燥でもいいのかもしれません。
手間暇かけて自然乾燥した木は、木の香りがいいです。
毎週土曜日はお客さまと定例会、その時に隣にお住いの家族の方が来られて
お隣まで木のいい香りがすると言われていました。
敷地いっぱいにいい香りを放っているのでしょう
新しい環境になじもうとしているようにも思える。
家になっても木は生きている、呼吸しているとは木の香りも含めてのように思う。
加工された板を自然に乾燥するように積んでいます。
2020/02/22
敷地状況を確認するために
年季の入った平板測量の道具を持っていき測量してきました。
手軽に測量出来るのでよく使いますが
道具の中に入っていたホルダーの芯まで、
固い芯を使ていた先代が使っていたものでした。
2020/02/18
久し振りに綾のお菓子屋さんにお伺いしました。
新しい美味しそうなケーキが並んでいました。
お使い物だけを買ったので、
次回は自分用にキャメル?ケーキを食べたいです^^
お引き渡しから6年程経っています
ご自宅の方もそよ風が働いてくれて快適に暮らしていますよと。
エアコンを1階の床と屋根裏の機械室近くにつけてありますが
上手く使い分けておられるようでした。
2019/12/10
日曜日はモデルハウスをオープンしておりました。
見学してくださったお客様から
“職人さんが加工するのとプレカットとどこがちがいますか”ときかれました。
プレカットも年々技術が向上していますが
初期のころ、先代はほぞが短くて心もとないと言っておりました。
ベテラン大工は“魂が入る”と言っております。
私は木の使い方、見せ方が行き届いている、
仕口や継手が違うので金物だよりではないなど、
今後木を扱える職人がいなくなるなどと考えています。
それぞれに思いはあるのですが
モデルハウスは木組み、家具、建具、左官、畳、表具など職人の手仕事で
工場でつくられた製品は少ない方だと思います。
モデルハウスのような木の家と要望をいただいたら
工場でつくられたものではなく、手仕事でと考えていただくのが自然だろうと思います。
2019/10/31
久し振りの塗り壁の外壁です。
質感、厚み、人の手で掻き落とした均一でない美しさ、やはり塗装とは違いますね。
塗り壁は10数年後に塗装をしなくていいので、
いい選択だったと建て主さんは喜んでおられました。
お金を掛けて欲しい優先順位の一番目は基礎、柱、梁なのどの主要構造
二番目が耐久性を要する外壁や屋根なのです。
2019/10/26
木材が入荷してきました。
水分計で木材の水分を計測しています。
柱など細い材は18~20%くらいで良い状態、
梁、桁など大きいものが23~28%で入荷してきました。
上棟まで2ヶ月近くあるので乾燥は進むと思われます。
加工の2ヶ月、立ち上がってから3~4ヶ月なので乾燥していきます。
天然乾燥で、ここの程度まで乾燥しているのはありがたいことです。
手間暇かかっている天然乾燥の良さは、
モデルハウスに来ていただければ感じていただけると思います。
明日10/27(日)10時~16時までモデルハウスをオープンしています。
予約なしで来ていただける月に一回の日です。
2019/05/16
4月末に木材が搬入されて、墨付けしています。
木材は諸塚村産直材です、葉柄し乾燥材で色もきれいです。
いつもフレーム模型を作り、検討を重ねたのちに
大工が墨付け、加工していくという段取りです。
大工の方たちもフレーム模型があるとわかり易いと
近くに置いて墨付けをしています。
6月の上棟を目指しています。