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上棟19/12/12

2019/12/13

紅葉

2019/12/12







今年の紅葉は京都で見納めでした。

手仕事

2019/12/10

日曜日はモデルハウスをオープンしておりました。
見学してくださったお客様から
“職人さんが加工するのとプレカットとどこがちがいますか”ときかれました。
プレカットも年々技術が向上していますが
初期のころ、先代はほぞが短くて心もとないと言っておりました。
ベテラン大工は“魂が入る”と言っております。
私は木の使い方、見せ方が行き届いている、
仕口や継手が違うので金物だよりではないなど、
今後木を扱える職人がいなくなるなどと考えています。
それぞれに思いはあるのですが
モデルハウスは木組み、家具、建具、左官、畳、表具など職人の手仕事で
工場でつくられた製品は少ない方だと思います。
モデルハウスのような木の家と要望をいただいたら
工場でつくられたものではなく、手仕事でと考えていただくのが自然だろうと思います。

泊まってみたかった旅館

2019/12/02

泊まってみたい旅館のひとつ、嬉野温泉大正屋に
今回、10代のころ寮生活を共にした仲間3人で宿泊しました。
私の興味は、温泉や食べ物は二の次で建物見学が目的です。

建築家吉村順三設計で1974年に建てられた旅館です
嬉野温泉の中心街にありながら、客室、ロビー、浴場、食堂
どこからでも杉木立の庭が見え、森にいるのかなと錯覚してしまいます。
開口部からの庭木の見せ方、バランスには感動しました。
肌身で感じることが出来て幸せな旅でした。
たてられた当時のまま残っているいるので、このまま使い続けて欲しいです。


外観はいたって地味、自己主張することなく街並みに溶け込んでいます。


泊まった客室
庭を散策してみたら、どの部屋からも庭が望めるようになっていました。

巨田神社

2019/11/21


近々お引渡し予定の家から、然程遠くない巨田神社に行ってみました。
15年以上前に、宮大工の松浦昭次さんの“宮大工千年の知恵”という本を読んで
松浦さんが拘わった神社が宮崎にあるので見てみたいと思っていました。
工事現場から近いのに、終わるころになってやっと行きました。
鬱蒼とした森の中なのかなと考えていたが、明るく、小さな神社でした。
裏の方の本殿をみて、軒の反りが複雑なので松浦さんが修理されたのに納得しました。
巨田神社は室町時代の建物で、南九州に少ない中世の神社のようです。